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大島の独り言 人生訓

2021/09/18

古今東西 人生訓は無数にあると思う。

人間だけが人生に意味をつけたがる動物なんだろう。

文字、言語を持つのは人間だけだから当然だ。

思春期の僕は宇宙の話から「人間なんてちっぽけな存在だ」
という話を学校の先生から聞いて随分刺激を受けた。

自分の生というものを考えた。
あの世この世、天国地獄、子供ながらいろいろ考えた。
思春期特有の感情からくる自殺も考えたことがあった。
自殺を考えた際、親とかが泣くことを想像して自分も布団の中で泣いたこともあった。
太宰治の本を読んでいた頃だ。

ちょっと考えただけで自殺の危険は実際にはなかった。

そのころの僕の人生観は「人生とは無から無の間の一瞬」だった。
生まれる前のことを何も覚えていないのと同じで死んでからも同じ無に戻るだけ。と生意気にも考えていた。

今も同じような生死感を持っている。
そのころからちょうど50年が過ぎた。

50年はやはり長いのであろう、が過ぎてみれば一瞬ともいえる。

問題はここから何年生きるかである。
知ってしまったら気が狂うかも知れない。
そこに人生の妙味があるのだろう。

82歳まであと15年。

15年をいかに感謝の気持ちをもって楽しく活きるか、これをテーマにして15年後に子供たちに人生訓を垂れたい。

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