アメリカのトランプ大統領を中心とする異風
イギリスのブレグジットに絡む混沌
どちらも多数決と呼ばれる選挙、民主主義から生まれたと言っていいと思う。
よく言われる51対50の1票違いでも51票が勝つ、という選択方法。
(実際には選挙で僅差の場合、特別ルールを適用するが・・・)
選挙、民主主義、政治家を
遠い昔と現在を素人ながら比べてみたい。
その昔、庶民(平民)とか女性は参政権どころか選挙権すら無かった。
もっと昔に戻れば身分制度があった。
身分の高い者が全てを決めた。
王とか皇帝とかが一人の判断で決めて異論者は殺すことだってあった。
勿論徳を積んだ出来たトップも居たにはいた。
考えてみると昔は政治と経済は同じ権力者が握っていたんだよね。
日本では江戸時代までは各地の殿さまが年貢を取って家来を養い、
行政も行い、国を治めていた。
それの総元締めが徳川幕府だとは言うまでもない。
しかしその封建時代も経済的発展で豪商豪農が生まれ、逆に武家が
逼迫し始めた。
話は飛んで明治維新だ。資本主義革命だ。
あれっ話が変な方向にいきそう。
まあ何はともあれ選挙という制度が出来た。
政治家という職業も生まれた。
市民一人一人が選挙権をもって政治家を決められる。
あるいは自ら政治家になれる時代になった。
これが民主主義の始まりと言っていいんじゃないかな?
この時代の選挙(民主主義)と現在の選挙では何が一番違うのか
それは価値の多様化でしょうね。
昔は世界全体が(経済的に今よりは)貧しかったので「生きる」「食べる」「稼ぐ」ことが大多数の人間の共通項だったのではないか。
それが今は世界観、人生観、政治的感性等が余りにも多様化したんじゃないかな。そしてパソコンだのツイッターだのSNSだの情報の
洪水で【雰囲気】ってものがすごく早く、極端に拡散されて、悪く言えば
人の判断力を鈍らせているのではないかと思う。
だから今の選挙は雰囲気に流されやすいという意味で軽すぎるのではないか?
本日ワタミの創業者渡辺美樹氏が政治家を辞める発表した。
そのコメントを見ると今の政権がいかにまじめに政治をしていないかわかる。
「今だけ良ければ」「選挙に勝つことだけが目的」なんだろうね。
アメリカもイギリスも日本からすれば民主主義の先輩、先生だったのにねぇ
しっかりしてほしい。
あーやっぱり支離滅裂になった。
反省
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