くにんちょうじゃくにん と読む。
只今、江戸時代を舞台にした娯楽小説を読んでいる。
その中に公人朝夕人たる役職が出てくる。
世襲制でもある。
将軍が盛装した際、排尿時には衣服が邪魔になる。
その際、袴のすきまから尿筒を差し込んで排尿を助ける役目。
どこまで積極的に補助したかは諸説あるようだ。
資料が少ないらしい。
僕には合点がいく経験がある。
15年程前だったか岡崎市の家康行列に武将装束で2時間ほど市中を練り歩いたことがある。
鎧兜を装着終わってから脱ぐまでは待機時間も含めて4時間くらいかかった。
中央総合運動場内体育館での事前説明で「武将の装束は5キロくらいあって、トイレがとても困難です。極力水分を控えてください」と言われた。
一つ一つが本物でふんどしこそないが下着以外は専門家の助けがないととても着付けなどできないものであった。
伊賀八幡宮で出番待ちをしているときにどうしても我慢できずに
一人で小用を致したのであるがそれはそれは時間がかかった。
将軍の盛装となると無理だと納得できる。
蛇足だが
家康八武将の重々しくも派手な鎧兜を身に着けると自分が強くなった気がした。
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