落選すればただの人
この言葉はいつのころからか僕の頭に入っていた。
今の40歳代以下はひょっとしたら知らないかもしれぬ。
いわずと知れた政治家の人たちをもじった言葉である。
国会議員から村会議員まで、まさしく選挙で当選すれば先生と呼ばれ落選すれば一般市民となる。
落選と当選ではまさしく天国と地獄の差といっていいほどの違いがあるのだろう。
一度当選さえすれば報酬と身分と名誉が次の選挙までは保証される。
よっぽど良いことがあるのだろうと思う。
スキャンダルもなんのその厚顔無恥に議員の座にしがみつく輩が後を絶たないのが証拠だ。
ゆえに票に結び付く事柄には敏感この上ないはずだ。
安倍元首相の事件はこのことを再認識するには十分すぎる連鎖反応を呼んだ。
ニュースを読む限り教会側の猛烈な運動に取り込まれた議員、あるいは自らかかわった議員もいるに違いない。
選挙に勝てるなら悪魔に魂を売っても良いとひそかに考えている人の比率を知りたいもんだ。
市会議員、県会議員、国会議員の報酬をべらぼうに安くしてボランティア的要素を増やせば議員の質も上がるのではないだろうか。
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