嫌いなテレビCMがある。
ストライクというM&A仲介の会社である。
少し汚れた作業服を着た年配の男性が登場する。
うっすら汗もかいている感じだ。
工場経営者が背広を着た若者に後を任せる設定。
疲れて危ない会社を立て直す設定に見えてしまう。
工場経営をしてきた身としてこのCMは工場の技能労務そのものを貶められている気がしてしまうのだ。
作業で汚れた作業着はもちろん洗濯する。
洗濯しても落ちない汚れはどうしても残る。
それがどうした。
作業服は男の正装だと言った本田宗一郎氏もいらっしゃる。
もう一つのM&A会社のCMは前向きな設定で好感が持てる。
大信工業では、一緒につくり上げていく仲間を募集中です。
ここには、全力で挑戦できる環境があります。