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大島の独り言  トランプの映画

2018/11/20

華氏119という映画を見た。
ロジャームーア監督の複数回続いている現役大統領を題材にした映画だ。

トランプの人格、そしてヒットラーとの比較、時代考証、
環境問題、銃問題、民主党重鎮への批判等で構成されていた。

一言でいうとアメリカって病んでいるな、という感想。

資本主義のリーダー、自由主義のシンボルというのが僕のアメリカ像だったんだけど、

(いい意味で)左派が想像以上に多かった。人種差別も想像以上だった。

ある集会でトランプが「この会場に黒人がいる、つまみ出せ!」と言うシーンが2回ほど流れた。
バスか電車の中で中年の婦人が黒人男性に向かって「お前なんか・・」と叫びながら唾をかけていた。

元々政治家ではなかったヒットラーが独裁者になっていった過程とトランプの今をダブらしていたのも印象的であった。

極解すればオーム真理教の麻原も同類に見える。
敵を作り、あおる。漫画チックなほど現実離れした発言をした方が人の心をつかみやすい。

すごい人、優秀な人、カリスマ、権力者と続き、権力保持が長引くと独裁者になる。

偶然にも起きた日産のゴーン会長の逮捕にも同じ方程式が当てはまるだろう。

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