8/30の日刊工業新聞の1面に「世界経済減速に懸念」「米、対中制裁第4弾」の見出しで8段使って記事が載っていた。トランプだけが過激で中国は悪くない、と思っている人にはお薦めの記事だった。(僕も含む)
最後の方では以下のように結んでいた。
「今まで国際社会はルール違反を常態化させる中国に無力だった。トランプ政権の要求は身勝手にも見えるが、その原因は中国にある」
「アメリカには国際協調への回帰が求められる一方、中国は不公正な貿易慣行を是正し通商ルールを順守すべきだ」
これが正しい見方であろう。
それはそうとしてイギリスのトランプと呼ばれているジョンソン首相も相当なトランプ的要素がありそうだ。
議会を休会にして合意なきブレグジットにまっしぐら。
今までの政治家は
モラルと良心をもって法律とルールを解釈し守り行動してきたはずだ。
題目をトランプ現象としたが、
モラルと良心を捨て、自らの野望を満たすことのみを目的に法律、ルールを使おうとする政治行動と定義したい。
トランプ現象が世界中で増えていくと一体どうなってしまうのだろう。日中貿易戦争の行方。離脱後のイギリスの行方。どちらも暗い展望しかない。
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