歩いていてバナナの皮を踏むと滑るという現象。
子供のころ漫画でみた。
コントでも見たと思う。
僕は本物で実験をしたことがある。
砂利道でもなくアスファルトでもなくコンクリートの路面でやった記憶だ。
結論は『しっかり滑る』であった。
しかも2段階ある。
まずバナナの皮の内側(実がついていた側)を上にして路上に置いた。
歩きながら、そして転ばぬように注意しながら右足を乗せる。
そうするとみごとにつるんと滑った、バナナの皮の長さの分だけ滑って靴底がコンクリ地面に至った。
バナナの皮は置いた位置にそのまま残った状態。
みると靴底の裏はバナナの皮の果肉とも皮とも言えないあの中間の部分がペースト状になってこびりついていた。
次に反対の向きにしてやってみた。
そうすると先ほどの実験より長く滑った。
皮が靴と一緒になって移動するのである。
皮の内側の部分が潤滑油の役目をしてその量が無くなるまで滑ってくれた。
身を粉にして働くという言葉があるが
この場合わが身を削って働いてくれたわけである。
そして路面にあのヌルっとしたペースト状の痕跡を残していた。
漫画で見たスッテンコロリの転び方は前者であることも判明したわけである。
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